小さな奇跡

「ここが一番らく。」と、ブランコに固執していたモンだったが、食欲が
落ちてきたので、もっともっと食べやすいようにと、カゴのトレーをはずし
低い位置に1本だけとまり木を置き、レイアウトを変えた。

ブランコがなくても、もうこだわっている場合ではないと本鳥も納得した
のか、そのレイアウトにすぐ慣れて、少しシードを食べてくれた。

が、昨日から痙攣や発作を起こすようになり、いよいよ危険な状態に。。。

とうとう覚悟しなければならないときが来てしまったのだ。

そして今日、床に立ってさえいられなくなり、足をつっぱねたような体勢に。。

モコが旅立ったときの瞬間を思い出した。

ああ、そのときが来てしまった。

抱っこして声をかけ続けた。

つらそうな呼吸。

ゆっくりと眼を閉じたモンちゃ。

「大丈夫だよ、ずっと抱っこしているからね。」

30分以上そのままでいた。

モンとの思い出を口にしながら、抱っこしていた。

「楽しかったね。ありがとね。」

そう言葉をかけたとき、奇跡が起きたのだった。

私の手の中でぐったりとしていたモンが、すっくと立ち上がった!

「今はまだ旅立ちのときじゃないデシよ!!!」とでも言うように。

え?復活した?

そう、モンは戻ってきたのだ。

「だ、大丈夫? カゴの方が暖かいけど、戻れる?」

少し迷ったが、モンの体温をこれ以上奪わないためにも、カゴに戻して様子を
見ることにした。

キッチンペーパーの上で、眼を閉じるモンちゃ。

また異変が起きたらすぐに抱っこしよう。そう思いながら様子を見ていると・・・

シードを食べ始めたではないかっ!

なんという奇跡!

病院の先生のお話によると、足を後ろにつっぱねたようにして固まった状態は
かなり危険なときで、声はかけても体に触るなどの刺激を与えてはいけない
のだそうだ。

が、逆に抱っこしてあげたことにより、まれに戻ってくることもあるらしい。

何もわからず、つい抱っこしてしまったが、良い方向に行ってくれたのだ。
ああ、感謝!

あの状態から戻ってくるとは、モンは本当に強くて、そして飼い主思いの
優しいコなのだ・・と、つい先走ってしまった自分を恥じた。

モンちゃ、がんばってます。





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プロフィール

北山

Author:北山
北海道在住

モン@シーグリーンモーブ ♂
2001/4/22 生まれ

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